- 「海外に行きたい」
- 「海外に住んでみたい」
- 「日本とは異なる国で生活してみたい」
人生で一度くらいこんな考えを持った方もいるのでは無いでしょうか。私自身、幼少期~高校生まで「海外」なんて全く興味がありませんでしたが、大学生になって「海外」に対する興味がグーーーンっと上昇しました。
海外なんて特別な人しか行く事が出来ないと考えていたので、英語の授業は「自分には関係無いや」という理由で毎回居眠り。
テストで0点さえ取ってしまったことがあるくらいですからね。笑っちゃいますよね。
しかし、前述した通り大学生になって突如海外欲に溢れた私。
どうすれば海外へ行くことが出来るんだろう。出来れば大学卒業と同時に日本を飛び出したい。
こんな考えが日々頭の中をぐるぐるぐるぐる。
しかし、ひょんな事から「海外へタダで住む方法」を見つけてしまったのです。今回はその方法について、海外に住んでみたいなどと、海外生活に興味がある方に色々とお教えしていこうと思います。
海外にタダで住む方法とは?私はこうして海外に住んでいる
青年海外協力隊
そう、海外にタダで住む方法は何を隠そう現在私が参加しているJICAの青年海外協力隊なんです。
補足
「青年海外協力隊」から「JICA海外協力隊」へと名称が変更しました。しかし、ここでは「青年海外協力隊」で統一したいと思います。
青年海外協力隊って?
青年海外協力隊のホームページから抜粋します。
JICAボランティア「青年海外協力隊」事業は日本政府のODA予算により、独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施する事業です。開発途上国からの要請(ニーズ)に基づき、それに見合った技術・知識・経験を持ち、「開発途上国の人々のために生かしたい」と望む方を募集し、選考、訓練を経て派遣します。
その主な目的は、以下の3つです。
(1)開発途上国の経済・社会の発展、復興への寄与
(2)異文化社会における相互理解の深化と共生
(3)ボランティア経験の社会還元
応募できるのは20~69歳の方で、日本国籍を持つ方です。募集期間は年2回(春・秋)、活動分野は農林水産、保健衛生、教育文化、スポーツ、計画・行政など多岐にわたります。自分の持っている知識、技術、経験などを生かせるのがJICAボランティアの特徴です。派遣期間は原則2年間ですが、1ヶ月から参加できる短期派遣制度もあります。
超絶ザックリ言うと、
自分の持っている資格や経験、技術を生かして海外の人の役にたってこーい。日本の知識を伝えてこーい。そして相手の知識・文化も吸収してこーい。ほんで帰ってきたら日本でもその経験を生かしてくれーい。
といった制度。ザックリ言うとね。
派遣期間は2年間。私のミッションはケニアの学校の生徒に体育を指導すること。といっても、好き放題やらしてもらってますけどね。
本日の授業は「器械体操」
久々に三点倒立やってみたわ pic.twitter.com/W7xrj6WGuJ— Kyosuke @ケニアで体育教師🇰🇪 (@kyosuke_0724) March 6, 2019
どうしてタダで住めるの?
この辺気になる方もいらっしゃるかと思います。理由は
国のODA予算で派遣されるから
ODAとは開発途上国等に援助するためのお金のこと。その予算が日本ではしっかり組まれて、協力隊員が途上国へ行くことが出来るんですよね。
[voice icon=”http://kyosuketokunaga.com/wp-content/uploads/2017/09/IMG_6500-1-e1506019042370.jpg” name=”Kyosuke” type=”r”]ODA様様です!感謝[/voice]
小さな組織でなく、国が絡んだとても大きな組織なので我々は実質お金を払わずに海外へ住むことが出来るんです。
パスポートも青・赤色でなく、緑のパスポート。何だか格好良いですよね。
公用パスポートも使うのはこれが最後。 pic.twitter.com/8uE3JdylPU
— Shin-chan🇿🇦南アフリカ (@shin_chan_0620) August 30, 2018
なんならお金を貰いながら生活できる?帰国後もお金が・・・
なんかお金の話ばっかりしてすいません。
まあ本当の事なので言いますが、協力隊員は生活費を支給されながら現地で生活することができます。豪遊できるほどの金額は支給されませんが。
お金についてもっと詳しく知りたい方はボリビア協力隊の遠藤さん(@str_se)のこちらの記事をご参考にしてみるのも良いでしょう。
【ブログ🆙】
・赴任前
・派遣中
・帰国前それぞれ支給されるお金についてまとめました。
こう見るとかなりの金額を支給されることになりますね。
協力隊に興味がある人は、ぜひ読んでください。
#青年海外協力隊 https://t.co/CLmGlMZtuf
— 遠藤 暁@スポーツ×国際協力 (@str_se) December 23, 2018
[voice icon=”http://kyosuketokunaga.com/wp-content/uploads/2017/09/IMG_6500-1-e1506019042370.jpg” name=”Kyosuke” type=”r”]お金についてしっかりと記されているので分かりやすい![/voice]
タダで海外に行けるからといった理由だけで協力隊になった訳では無い
この記事を見ている限り、
[voice icon=”https://kyosuketokunaga.com/wp-content/uploads/2018/08/boy_07.png” name=”男の子” type=”l”]こいつタダで海外行きたいが為だけに協力隊になったのか?[/voice]
こう思う方も多数いらっしゃるでしょう。確かにタダで海外へ行けるのは私が協力隊を選んだ理由の大部分を占めていますが、理由がそれだけのはずではもちろんありません。
私が協力隊になったいくつかの理由はこちら
- 視野を広げたかった
- とにかく海外での生活に憧れていた
- 教員採用試験の勉強をしたくなかった
- 『青年海外協力隊』といった名前にときめいた
どういったことか気になる方はこちらの記事も合わせてご覧ください。
関連記事:私が青年海外協力隊になった理由は〇〇したかったから
さいごに
海外生活してみたいと憧れを持って、協力隊に参加する方は案外多いです。私もその中の一人です。
自分なんて・・・と思う方もいらっしゃるかと思いますが、
なんとかなります
学生時代、一切勉強をしてこなかったこんな私でさえ楽しく生活を出来ている訳ですから。
小学生の頃悪い事ばっかやってた私。学校の先生からは
「キョースケ君は周りの子とは違う」なんて臨時で家庭訪問が開かれたりする事もあったな。良い思い出や。今はこうしてケニアの悪ガキ達と毎日遊んでる。確かに人とは違う生き方かも知らんけど、
人生の「幸福度」はすんごく高いで。先生よ。 pic.twitter.com/q4Jp879J0z— Kyosuke @ケニアで体育教師🇰🇪 (@kyosuke_0724) March 7, 2019
海外生活に興味がある!海外へタダで住みたい!
そんな方はこの協力隊を是非視野に入れてみるのも良いのでは無いでしょうか。
ではでは
Asante sana
関連記事:青年海外協力隊に落ちた?気にするな。私は3回も落ちました
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