はい、じゃんぼー!ケニアで体育教師
Kyosuke(@kyosuke_0724)です。
タイトル通りですが、
教育委員会。いや、文部科学省さん。そろそろ教員の数増やしても良いんちゃいまっか。
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はじめに
実は前々から思っていました。教員の数が少なすぎやろと。しかし、教員を目指す人間がこういった事を言うのは何か違うな。と。
ところが、こちらの記事にも書いたように、私教員になることを辞めたんですよね。そこで吹っ切れました。
もう思う存分言いたい事言ってやろうと。といっても言いたいことはこれだけなんですけどね。
[voice icon=”http://kyosuketokunaga.com/wp-content/uploads/2017/09/IMG_6500-1-e1506019042370.jpg” name=”Kyosuke” type=”r”]教員の数増やしてあげてーーーーー!!!!![/voice]
教員で精神を病む人が多い
Twitterなどを見ても、年間教員が病んでしまう人がとても多いように思えます。どうしてこんなにも病んでしまう人が多いのか。
[voice icon=”https://kyosuketokunaga.com/wp-content/uploads/2018/11/sensei_okoru.png” name=”古い考えの教員” type=”l”]そんなもん簡単。ただ単にメンタルが弱いだけ![/voice]
と考える方もいらっしゃるでしょうね。
私はそう思いません。ただ
教員の数が少なく、任せられる仕事量がハンパなく多いんです!
精神疾患の治療で1番効果的だった方法は「教員を辞めた」ことです。退職届が受理された途端、『もう苦しまなくていいんだ』という解放感で、心も身体も本当に軽くなりました。
職場から離れる少しの勇気があれば、それが鬱病治療に最も効果的だと個人的には思います。— こころ☀ (@kztk556) November 10, 2018
どうしたら教員一人の負荷を軽減できるか。簡単ですよね。
教員の数を増やせば良いんです。
神奈川県立教員75人、精神疾患で休職 県教委が対策強化( 神奈川新聞) Yahoo!ニュース https://t.co/QaBCrUo6el @YahooNewsTopics ストレスチェックなんて、無意味すぎる。何も変わらない。人を増やす、増やせないなら業務を削る命令を。
— 新(職業としての教員) (@VtXV5Y8EeIcyB6I) September 26, 2018
【もうすぐ先生になる人達へ】
教職の現場はいま、きわめて厳しい状況。毎年5000人が病休しています。あなたの
若さや
体力や
学歴や大切にしてきた
形ある財産たちが
4月 先生になって
学校という箱庭にやってきた時
ズタズタに引き裂かれるかもしれない。
私がそうでした。#watcha学生and若手 pic.twitter.com/hfOEDU1i4t— なるさわばしこ (@narusawateacher) October 20, 2018
しかし、一向に増えない。もうこれ以上黙っているのは嫌だったので今回こちらの記事を書いています。
私の友人(A君)を例にとってみましょう
もう先生一人が抱え込む仕事の量が尋常じゃないです。私の大学時代の友人(A君)の一日はこんな感じだそうです。
A君の一日
4時起床 朝食はエナジードリンクのみ。授業準備
6時半~ 学校へ。授業準備。授業
昼休憩 そんなものは無い。合間見つけてかきこむようにコンビニ弁当を食らう。その後も授業
16時~19時 運動部顧問の為、部活指導
19時~21時 授業準備、教材研究
21時30分 帰宅。家に帰ってからも準備
24時 寝落ち就寝
あなたなら耐えれますか?
私には無理です。独身だったらまだしも、家族が出来てしまえば、それはそれは家族と多くの時間を共有したいので。
A君を例にとってみましたが、もちろん日本の全教員がこのような生活を送っているとは限りません。しかしA君以上に忙しい先生だって中にはいるはずです。
そんらそこらのブラック企業と変わらないですよね。どうしてこんなにも忙しいのか。先ほども言いましたがもう一度言いますね。
教員一人一人が抱え込む仕事量がハンパなく多いからです。
今朝の朝日の声欄から。その通りだと思うなぁ。 pic.twitter.com/hElT1ZsyqL
— 林道郎(michio hayashi) (@michio_ha) January 7, 2018
これ以上教員の命を奪わないでほしい
教員は素晴らしい職だと思います。ただ命が奪われるための職では決して無いはずです。
くも膜下出血で死亡した教師の直前2ヶ月の残業は120時間前後。こうした過酷な労働環境にもかかわらず、「好きで居残っている」とみなす文科省。つまりは自己責任だと https://t.co/qdo6vkY6gghttps://t.co/5bEb2h3BNk
— LOUD MINORITY. (@LoudminorityJP) November 14, 2018
身近な所でいうと、実は私が高校1年生の時に受け持ってもらった担任教師も、私が3年生の頃に過労で亡くなりました。
今や、「教員」といった職を教え子に勧めない先生がいるのが今の現状です。
教員の魅力ってなんなんだろう。
いくら子供好きで成長が楽しくても過労死したらなんの意味もない。
現役の教員が、教員という仕事を教え子に勧められない、こんな状況なのに。笑っちゃう。 https://t.co/7zcUhZJQMQ
— まるこ (@UwaDwoUeVj52kRl) November 9, 2018
生徒の命
教員が忙しければ、生徒にも少なからず悪影響をもらたすでしょう。
教員の仕事が多い
↓
生徒の事なんて気にしてやれない
↓
学級でいじめが起こる
↓
自分の仕事が多くてそれどころじゃない
なんて事も起こりうるのではないでしょうか。
ほんまに心が痛いな….. https://t.co/BgfUTQnCFH
— Kyosuke @ケニアで体育教師🇰🇪 (@kyosuke_0724) November 11, 2018
[voice icon=”https://kyosuketokunaga.com/wp-content/uploads/2018/10/shinpai_woman.png” name=”女の子” type=”l”]家庭での事情を先生にお話したい。でも先生が忙しすぎてお話する時間なんてない[/voice]
と悩みを誰にも吐き出すことができない。教員の数が増えれば、このような事態が少しでも減少するのでは無いでしょうか。
良い人材が教育現場から離れる
私の周りでも多いです。
教員だった人が教員を辞めたり、教員を目指していたのにも関わらず、途中で教員になることを辞めた人。
理由は簡単です。働きすぎだから。仕事が多すぎるから。
これって本当もったいなく無いですか?
かくいう私も自分で言うのも何なのですが、その内の一人だと思っています。良い人材までとは言えませんが、結構おもろい人生歩んできたなと思います。(>>詳しくはプロフィールへ)
なので単純に
[voice icon=”http://kyosuketokunaga.com/wp-content/uploads/2017/09/IMG_6500-1-e1506019042370.jpg” name=”Kyosuke” type=”r”]あーあーもったいないなー[/voice]
と思いますね。
俺は2年耐えたけど教員には二度となりたくないしやめてしばらく学校の付近通るだけでしんどかった
今も夢に出るブラックな環境はもちろん問題だけど、それ以上にそこに染まった先生たちのお前もこうならないといけないんだという圧力が酷すぎて辞めるに至りました
変えるべきは体制と今の年配教員— すかい (@nana_skylight) November 2, 2018
教員ってもっと楽しいもん
教員、先生といった職はもっと楽しくて魅力があるはずなんですよ。ただ教員とった職に就いて苦しんでいる人があまりにも多すぎます。少なくとも私の周りでは。
教員一人一人が楽しい仕事と思えるようにするには教員の数を増やすこと。教員の数が増えれば、負荷が軽くなって「教育」「指導」といった教員としての”本業”が行えるようになるでしょう。
[voice icon=”https://kyosuketokunaga.com/wp-content/uploads/2018/11/sensei_okoru.png” name=”先生” type=”l”]教員の数を増やせだと?そんなことしたら能力の無い教員がどんどん増えてしまうでは無いか![/voice]
そう思うのも分かります。分かりますが、このままだとマジで他の国にどんどん追い越されてしまいますよ。別に能力が低くても良いでしょ。教えるのが少し下手でも良いでしょ。
自分でいっぱいいっぱいで余裕の無い先生に教えてもらうよりかはマシだと私は思っています。
さいごに
本当に本当に教員で苦しんでいる人が多いです。一人でも苦しみから解放させる一つの手段として
教員の数を増やすこと
私はコレが大切だと思います。
教員の数が増えれば、仕事が減り、心にも余裕ができ、生徒と深く関わる時間も確保でき、生徒の事をよく考え、家族との時間も増え、教員一人一人の自己肯定感・自尊心が高まるのでは無いでしょうか。
自分にいっぱいいっぱいで心に余裕の無い先生に教わりたいなんて生徒は思わないでしょう。私は教わりたくありません。
より良い日本にしていくにはまずはこれからの世代を担う今の学生達です。魅力ある人間を育てるためには、魅力ある教師と関わる事が大切。そのためにも教員を増やす。たったこれだけです。
最後にもう一度言わせてください。
教育委員会。いや、文部科学省さん。そろそろ教員の数増やしても良いんちゃいまっか。
Asante sana